こんにちは、いあです。
大学院に行くとなると高学歴のイメージが大きいですね。
大学院に進むか、メリットデメリットについてまとめました。
実際に私は、大学院に行きたかったのですが、進学せずに、
学部卒で就職しました。
そして今では、私は学部卒で就職して良かったと思っています。
人によっては大学院に進むことはおすすめできない場合と
大学院に進学するべき場合があると思います。
では、大学院のメリットデメリットは一体何なのでしょうか?
みていきましょう!
大学院卒で就職する
メリット

大学院は高学歴で就職に有利なのでは?と思うことも多いですよね。
実際に大学院に進学するのにメリットは多くあります。
1.研究についてしっかり学べる
学部卒では大学3年の後半から大学4年頃から
本格的に研究が始まるところが多いと思います。
そうすると、学部卒の場合おおよそ1年ほどしか研究できませんが、
大学院では追加で2年間研究をすることができます。
また、学会などに参加すれば、
研究者としての経験値も増やすことができます。
2.研究職に就職しやすい
大学院は研究についてしっかり学べる利点から、
研究職への就職がしやすいです。
逆に学部卒では、可能性がゼロではありませんが、
研究職の就職は難しい傾向にあると思います。
3.学生期間が伸びる
大学院といってもまだ学生期間になります。
研究で忙しいとは思いますが、社会人の責任はまだなく、
学生期間を伸ばすことができます。
私もお金があれば大学院に進学したかった気持ちがありました笑
4.入社してから学卒よりも給料が高い
新卒入社しても学部卒よりも最初から給料が基本的にいいです。
なので学部卒よりも、入社しての給料は区別されていることがほとんどです。
デメリット

大学院はメリットだらけでは?と思うこともありますが、デメリットももちろんあります。
私は、最初大学院に行きたかったですが、学部卒の就職で良かったと考えることの方が多いです。
1.学費が高い
まずは学費が高いということです。
大学4年間でも多額の費用がかかっているのに、追加で大学院費用となると膨大です…。
人によるとは思いますが、理系の大学院進学となると費用も大きくなります。
私はここが大きく、大学院の進学を断念しました。
2.研究職に就職できるとは限らない
また、大学院に進学したからといって、研究職に就けるとは限りません。
新卒採用では“総合職”や“技術職”があったりして、“研究職採用”という項目はあまりないためです。
つまり、行きたい企業で採用はされたけど、他の職種になる可能性もあるとういことです。
実際に、新卒採用で大学院の方が、学部卒の方と同じ職種に配属されていたり、
大学院卒の友人は研究職に就けるかはわからない、と言っていたのを聞いています。
でももちろん、学部卒よりは研究職に選ばれやすいので、
研究職に就きたい方は、大学院の進学をオススメします。
3.異業種への転職が難しいかもしれない
大学院卒の異業種への転職が難しい可能性があるということです。
これは年齢的な面が理由になります。
ストレートで学部卒で就職した場合と、大学院卒で就職した場合で比べてみましょう。
学部卒 | 大学院卒 | |
入社1年目 | 23歳 | 25歳 |
入社2年目 | 24歳 | 26歳 |
入社3年目 | 25歳 | 27歳 |
些細な違いかもしれませんが、若いほど異業種への挑戦がしやすいです。
新卒入社の3年以内の離職率は30%とういうこともあり、もし他の業種に行きたいと感じることがあった場合、年齢が若い方が良いため、学部卒の方が少しだけ有利になります。
もちろん大学院卒でも早くに転職してしまえば良いですが、25歳で比較すると、
学部卒の人は入社3年目まで社会人経験を得たのちに、異業種の転職をするとします。
また、社会人3年間で気になることへの勉強もしても良いと思います。
一方、大学院卒の25歳の場合、入社1年目で新入社員研修が終わり、配属先になれた頃です。
ここで異業種に転職も可能ですが、少し社会人経験が少ないのかなと感じます。
もし新卒入社で上手くいかなくても、取りかえす時間が、学部卒の方があるのかなと思います。
もちろん大学院卒でも異業種の転職ができない訳ではありません!
4.新卒入社では同期の中で年上になる
そこまでデメリットでもないですが、新卒入社の同期の中で年齢が高くなります。
同期研修では少し大学院生がリードすることもあるかも?しれません。
でも配属後は、同期は基本的にバラバラになることが多いので、
そこまで気にする必要はあまりないかもしれません。笑
学部卒で就職する
メリット

それでは、一方で学部卒についてのメリットとデメリットについてみていきましょう!
基本的に大学院進学に対して対象的なことになります。
1.社会人経験が早い
大学院進学した人よりも社会人経験が早いということです。
そのため社会人に慣れることが早く、若い年齢で仕事に慣れることができます。
2.異業種に転職しやすい
先ほど述べた大学院卒に比べて、学部卒は異業種の転職に有利かもしれません。
というのも年齢的なことを指しており、30代を超えてから異業種の転職は難しくなります。
もし入社して自分に合わなかったり、やりたいことを見つけた場合、
入社3年ほどであれば、年齢が若いので挑戦がしやすいです。
3.大学院進学費用がかからない
大学院進学にはかなりの費用がかかりますが、学部卒であれば、
大学院費用がかからず、社会人として働くことで収入を得ることができます。
デメリット

1.研究職に就職しにくい
やはり1番大きいデメリットは研究職に就職しにくいということです。
大学院卒に比べて、学部卒の研究では知識不足と考える企業が多いです。
2.大学院卒に比べて希望配属通りにくい可能性も (理系)
就職した周りの話を聞くと、大学院卒の方よりも学卒のほうが、専門系の配属希望が通りにくい傾向があるかもしれません。
おそらく、2年間の専門知識の差があると判断されて、学卒の方がどちらかというと知識があまり必要ではない部署に配属されたり、人材の適材適所で選ばれるかもしれません。
もちろん、会社や人事の判断になるため、それぞれ異なるので、必ず希望が通りにくいわけではありません。
あくまでも、ある会社によるとそのようなことがあるかも?くらいに思って大丈夫かと思います。
まとめ
大学院進学は大切な20代の2年間を多額をかけて進学するので、とても悩みますよね…。
私は研究職に就きたいと思っているならば、大学院に進学するべきだと思います。
もちろん就職では、企業分析をして慎重に考える必要があります。
しかし、なんとなく就職を遅らせたいから、とりあえず大学院に行くか、という考えで
進学することはオススメできません。
理由は、入社した後に仕事が自分にあっていなかったり、本当にやりたいことが見つかった時に
若ければ、挑戦ができるからです。
その可能性がある2年間をなんとなくで過ごすのは少しもったいないかなと私は思います。笑
私は研究職につきたくて、大学院に行きたかったですが、金銭面と必ず研究職に就ける訳ではないという理由から、進学を断念しました。
今では、異業種の転職を考えているので、大学院に進学しなくて良かったと思っています。
やりたいことや将来像は人それぞれかと思いますが、
自分にとって良い決断ができることを祈っています!
この記事が、どなたかの進路の参考になったら幸いです。
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